働き方ライフハック

就職、転職、そして日々働くことへのマインドアップや工夫に関する記事。

【チームミーティング】効果的で生産性の高いチームミーティングのためにマネージャー・リーダーがやるべきこと

以前の記事で「効果的・効率的なチームミーティングに向けてやめるべきこと、無駄なこと」について書きました。

 

t-shigotoron.hatenablog.com

 

 

その記事で、色々やめることべき無駄なことについては書きましたが、一方で、毎週のように同じメンバーで行われるチームミーティングで何をやれば、効果的で生産性の高いミーティングになるのでしょうか?

 

毎回メンバーが惰性で出席するようなミーティング内容だと、開催するマネジャーのほうも参加するメンバーのほうも疲れてしまいますよね。

 

そこで今回は、自分の経験も踏まえて、「効果的で生産性の高いチームミーティングのためにマネージャー・リーダーがやるべきこと」について書いてみたいと思います。

 

毎度ながら、自分の勝手気ままな意見なので、賛否両論あろうかと思いますが、ご容赦ください。

 

 

効果的で生産性の高いチームミーティングのためにマネージャー・リーダーがやるべきこと

調べてきた外部情報をメンバーに共有してもらう

 

日々仕事をしていると、どうしても社内の情報や今一緒に働いているメンバーで仕事を考えてしまうことが多くなります。

 

その中で新しく生み出した商品/サービスを世に出そうとしてみる(もしくは実際に出してみる)と、市場やお客さんに評価されなかったり、他社がとっくにもっと先を行くサービスを展開してたりします。

 

それを避けるために、日常的に外部・市場の情報を取り入れたり、他社の調査や外部の人とディスカッションする場を設けたりすることが重要ですが、社内の仕事が忙しくなればなるほど、それを怠ってしまったり、それに割く時間が取れなくなってきます。

 

ちなみにわたしは、たまに飲みに行くときに、なるべく社内の方(特に今一緒に働いている方)ではなく、社外の旧友や転職していった人たち、社内でも他部署の人と積極的に会うようにしています。

 

こういった外部情報の取り入れをチームミーティングの場を使ってやると、定期的に外部の情報に触れることを仕組み化できます。

 

具体的には、1週間の中で、自分たちの仕事・業務に関連する競合他社の取組みや、使えそうなスタートアップ企業が提供するサービス、市場の動向等を調べてきて、それをチームミーティングの場で共有するなどのやり方があると思います。

 

また、それを、輪番制等でチームメンバーに調査・まとめ・発表をしてもらうことで、メンバーの育成・成長にも繋がり、毎回チームミーティングが一定程度、新鮮な内容で行うことができると思います。

 


 

 

チームのショートディスカッションの場として使う

普段、マネージャーと1対1でタスクや業務の話をしている際に、「これはもう少し幅広く意見もらったほうがいいね」という類のものをチームミーティングの場でディスカッションする、というのも有意義です。

 

テーマとしては、別途会議を設定して集めるほどの議題じゃないけど、複数人からの意見をもらって進めたいこと、などがあると思います。

 

ポイントは、事前にメールなどでテーマや意見がほしいことを共有し、ミーティングまでに頭の体操をしてきてもらうこと。

 

それと、どんなに長くでも10分~15分ぐらい終えること。長くなってしまうのであればメンバーの時間も奪ってしまうので、別で会議設定したほうがいいですよね。

 

若手担当者のプレゼン力アップの場に使う

上記の2つのテーマとも関連するのですが、若手担当者のプレゼン力アップの場としてチームミーティングを活用するのもいいと思います。

 

企画や営業、その他のどんな仕事でも、自分たちがやりたい、あるいは利用してほしい・買ってほしいと考えていることを、相手に伝わるように可視化(資料作り)して、納得してもらえるように伝える(話す・説明する)ことは誰にとっても重要で必要なスキルです。

 

若手のうちは、なかなかそれをお客さん相手の実際の場面で経験させてもらえる機会が少なかったりするので、チームミーティングの場を使って、若手にこういったプレゼン力(相手に納得してもらうための資料作りから話し方)の訓練をしてもらうのはいい機会だと思います。

 

次の仕事や業務に活かせる具体的・実践的なテーマを与えて、チームメンバーの前でプレゼンしてもらうなどすると、チームとしての組織力も向上していくと思います。

 

 

全体としては、チームミーティングが惰性的・マンネリになってしまうと、開催するほうのマネージャーも、参加するほうのメンバーもめんどくさくなってしまうので、定例的なチームミーティングでやることはそもそもあまり多くないという意識をもって、短く済ます、ぐらいの感覚でよいかなと思っています。

 

参考になった本

 

チームミーティングとは直接関係ないですが、チームに関する本として、DeNA創業者の南場智子さんの「不格好経営」という本のご紹介です。

 

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DeNA創業時からの数々の失敗を赤裸々に書かれている本です。

 

今では大企業となっている会社でも、創業期からはたくさんの失敗をして今に至っていることが肌に感じられるのと、いつもチームとして機能させてきた会社であることがよくわかる本です。

 

読み物としても大変面白く、一気読み間違いなしです!!

 

以上、「効果的で生産性の高いチームミーティングのためにマネージャー・リーダーがやるべきこと」でした。